令和5年8月20日(日)東海学校茶道連絡協議会 第42回研修会が岐阜グランドホテルにて開催されました。
コロナが終息に向かい、令和5年度は一日の研修会ではありますが、対面での開催となりました。
来賓、学校茶道指導者、学生など約250名の参加者となりました。
ウエルカム呈茶では、岐阜の地を感じさせる趣向で学生達がお迎えしました。
総本部報告では、情報管理部長 植月和男様より、宗家の諸行事がコロナ対策を行いながら開催されていることや8月5日には円能斎100回忌記念法要が行われたこと、円能斎は学校指導にも重きをおかれた方であることなどをお話いただきました。
総本部研修会に参加した平田宗里さんより、「お茶を楽しめることが学びになり、それを少しでも子供たちに伝えて行くことが使命であり、サポートして行くことで前に進みたい」と発表がありました。
活動報告をした野田宗志さんは、今年3月永年勤続表彰を受けられました。
指導校では茶杓作り、茶碗作りをし、浴衣を着て交流会やお茶会を開催し、お茶の楽しさ・相手を思う心を指導し、子供たちを楽しんで次へ進むことができるように指導をしているとの報告をしていただきました。
講演会では、岐阜市歴史博物館 館長 大塚清史様から「日本の伝統文化をささえる岐阜和傘」と題した
ご講義をいただきました。
岐阜の和傘が長い歴史と優れた技法のもとに作られ、岐阜提灯と共に国の伝統的工芸品に指定されていることを知り誇りに思いました。
懇親会では富田地区長のご挨拶の後、指導者校別に分かれてのプチ分科会とし、お互いに情報交換をし、親交を深める時間となりました。
最後は和太鼓に見送られてお開きとなり、大変有意義な研修会となりました。