茶道裏千家淡交会青年部東海ブロック第55回ブロック研修会

令和4年6月19日第55回ブロック研修会を開催しました。東海ブロックの12青年部より158名、またブロック間交流として39名の方がご参加をしてくださいました。

総本部報告、全国正副助言を頂いたのち、2023年1月開館予定の静岡歴史博物館の館長に就任される中村羊一郎先生より「徳川家康と静岡茶」の演目で講演をしていただきました。静岡のお茶の歴史、お茶が生み出すなごみや交流、人と人とを結びつける媒体としてのお茶の役割についてスライドを交えて詳しく、楽しくお話をしていただきました。ご参加いただいた会員の皆様も興味深く拝聴しておりました。静岡歴史博物館の開館の折にはぜひ皆様にも足を運んでいただきたいと思います。

オンライン茶会では「時空を超えてたびする静岡」と題し、静岡にお越し頂けない皆様に静岡を感じて頂こうと静岡の名勝を背景に旅箪笥の点前で一服を差し上げました。途中グループデスカッションを行い、ご参加いただいた皆様の青年部活動についてお伺いしました。皆様オンラインを活用し、様々な取り組みを行っていることを知ることができました。

「東海ブロック懐紙デザイン」コンペティションは東海ブロック12青年部それぞれでオリジナルデザインの懐紙を考えていただきました。事前投票にて優勝を決定しました。個性あふれる力作揃いの中、浜松青年部さんが見事、優勝に輝きました。優勝作品の懐紙は実際に作成し参加者の皆様にお届けをしました。浜松青年部さんおめでとうございます!

動画編集やオンライン配信に精通している会員もいませんでしたが、準備委員会を令和3年の7月に立ち上げコツコツと勉強をしながら作り上げ青年部会員の仲間たちをお迎えすることができました。作り上げる苦労、おもてなしをする喜びを感じることが出来てとても良い経験をさせて頂きました。

支部の先生方にはご指導、ご協力を頂きましたこと心より感謝申し上げます。ブロックスタッフの皆様方には最後までフォローしていただきました。そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました。来年の第56回ブロック研修会で青年部の仲間の皆様とお会いすることを楽しみにしております。