沼津青年部茶事研修

昨年末の12月23日、沼津御用邸東付属邸第五学問所にて、沼津青年部茶事研修を開催いたしました。

茶事の趣向は青年部らしくクリスマス🎄

茶事を経験する機会が少なく、青年部としてはコロナ以前から4年越しとなりました。青年部監事の先生、OBの先輩方にもご指導いただき、床を設え準備を終えることができました。

待合床には聖歌隊の置物を壮りました。

第五学問所に路地や腰掛け待合や蹲がないため見立てで設置しました。腰掛け待合にもクリスマスらしい画とクリスマスカラーのボックスフラワーを飾りつけました。

寄付から腰掛待合でクリスマスの雰囲気を楽しんでいただけたかなという気持ちで迎付けとなりました。

研修のため点前は分担制で行いました。

初炭で、炉中の拝見では、一席を主客で共にする感覚となり、香の薫りはじめを楽しみました。

懐石は、伊豆長岡の次五ゑむさんにお力添えいただきました。

徐々に沸き立つ湯の松風を聴き、より心が静まり落ち着く中での懐石は素晴らしかったです。主菓子は沼津名産大中寺芋を使い、ツリーをかわいらしく作っていただきました。

中立の間に床を改め、一輪の乙女椿を唐銅に活けました。

銅鑼の音で、雰囲気が引き締まりお濃茶、その後は和やかに薄茶を楽しみました。

最後に次五ゑむの柴山さまから懐石について詳細を教えていただき、次回に繋げたいと思います。

茶事の趣向ははクリスマスとしましたが、日頃より青年部活動を支えてくださる青年部監事の先生に、感謝の気持ちをお伝えしたいと準備してまいりました。

今回の茶事研修を終え、水屋仕事の大変さ、重要さを再認識いたしました。

親先生、先輩方、青年部の皆様のおかげさまで、無事、充実した一年間の青年部活動を終えることができました。ありがとうございました。

また今年も、少人数の沼津青年部らしく、楽しく活動していけたらと思いますので、とうぞよろしくお願いいたします。