2月23日(木・祝、開催時間11:00~16:00)、富士山の日に、
静岡県富士市の富知六所浅間神社(三日市浅間神社)で「富士山御蔭祭」が開催され、呈茶席とお茶点て体験ワークショップを担当させていただきました。
お菓子は、地元の銘菓、田子の月の「富士山御蔭餅」、お抹茶は、小山園の「小倉山」にさせていただきました。
第一回が2020年に開催されて以降、コロナで2年連続で中止となっていましたが、コロナも落ち着いてきたこともあり、たくさんのお客さんにいらしていただけました。
天候にも恵まれ、木漏れ日が差し込んだ景色を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごしていただきました。
富士山棚や富士山窯、春慶塗の棗、桜の水指など、今回のお祭りや季節にちなんだお道具組にしてお迎えしました。
今回初めて実施したお茶点て体験ワークショップにも、たくさんの親子連れのお客さんにご参加いただきました。
開始直後から終始お客さんが途切れることなく、100名を超える多くの方にご参加いただいたことに感謝しております。
待ち時間が長くなり、ご参加がかなわなかった方には大変申し訳ございませんでした、来年はより多くの方にご参加いただけるようにしていきたいと思います。
お客さんの多くがお茶初体験の方で、青年部員が各テーブルに分かれて、お道具やお茶の点て方を丁寧に説明いたしました。少しでもお茶を身近に感じていただけましたら幸いです。
お子さんから大人まで、お客さんには選んだお菓子召し上がっていただき、お抹茶を棗から茶杓で入れ、茶筅でお茶を点てていただきました。
抹茶を上手くすくえなかったり多くなりすぎたり、なかなか泡が立たなかったりと、、「一見簡単に見えるのに難しい」「お茶をやっている人が涼しい顔をしてお茶を点てているのはすごい」との声もありましたが、親子でとても楽しそうに過ごしていただけました。
自分で点てたお茶を飲み、「美味しいっ」という声や「苦い~」という声、「子どもの頃は飲めなかったのに今はすごく美味しい」といった声など様々な感想やたくさんの笑顔をいただきました。
これからも色々な活動を通じてお茶の良さを伝えていきたいと思います。