令和6年2月18日(日)、
富士市文化会館(ロゼシアター)にて、
ロータリー5クラブ親睦茶会&マナー教室を開催いたしました。
富士、富士宮市に存続する5つのロータリークラブの親睦会が、毎年担当持ち回りで開催されているそうです。
本年度は親支部の渡邉宗哲先生の所属する新富士ロータリークラブから、お茶の歴史やお茶会でのマナーについて理解を深めるため何かしらイベントを企画して欲しいという依頼を受け、ロータリークラブの皆様が親睦を深めつつ、お茶の作法等を学ぶ機会を提供させていただきました。
午前は、茶会準備、お手伝いのロータリークラブの方(15名)への進行等事前説明やリハーサルを行いました。
午後から4つのロータリークラブをお招きしての親睦茶会とマナー教室。
①はじめの挨拶から始まり、
②お茶の話を青年部作成の利用を元にお話しし(お茶の歴史、茶道とは・・、裏千家とは・・)、
③お茶席のマナーを青年部会員がまず見本をし、少人数ごとに個別にお教えし(今回、利休百首の扇子と懐紙、黒文字をセットでプレゼントさせていただき、茶席での立ち方、座り方、歩き方、真の礼、お菓子の取り方、いただき方、お茶の飲み方等)、
④お茶会体験をしていただきました。お茶会が初めての方が多く、皆様少し緊張しつつも真剣な様子でした。
休憩をはさんで、
⑤お茶の点て方体験(点て方の説明、実際に自分で点てて飲む)をしていただきました。うまく点てられた方もいれば、「さっき飲んだ方が全然美味しかった。難しいのね。」とおっしゃられる方もいらっしゃいました。
依頼があった際、マナーも教えて欲しいという要望にどのような形でお応えするか迷いましたが、これまでに行った子供茶道教室の流れを参考に、大人向けへと資料や茶会内容をアレンジし行うことができ、5クラブ43名の皆様の親睦を深めつつ、お茶に親しみを持っていただくことができたと思います。
ロータリークラブの方々からは「お茶会に招かれる事もあり、改めてお菓子の取り方やお茶のいただき方を教えていただき大変良かった!」とのお声や、後日、別のお茶会にて参加者の方にお会いした際にも「前回教えていただいたことが役に立ちました!」ともお声掛けいただき、青年部一同嬉しく思っております。
子供達に教えるのとはまた違った意味で難しく、新たな学びとなりました。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。