2022/11/06 和菓子屋巡り野点の会⑫

愛知第一青年部です。
突然やる気になった担当Iが、今年の行事を振り返って投稿します。

2022/11/06

青年部の仲間と始めた「和菓子屋巡り野点の会」。
第12回は、みんなで「菊屋茂富」さんに行きました。

和菓子を購入し、近くの鳴海城跡公園で野点を。

鳴海は東海道の宿場町です。
安政年間創業という菊屋茂富さんの前がちょうど曲尺之手
(かねのて)で、道がカクカク曲がっています。
途中の天神社では、神代の昔ヤマトタケルとミヤズヒメの伝説に
思いを馳せました。

そして鳴海城は、桶狭間の戦いで前線となった城の一つです。
今川義元が首を取られた後、城主岡部元信は開城にあたって
信長と交渉し、交換条件として、主君義元の首の返還を要求。
信長は、主君への忠義の深さに感じ入り、返還に応じた、
という話が伝わっています。

同日開催の岐阜信長まつりに世間がざわつく中、
そんな話をしながらお茶をいただくのもまた一興。

写真後方に見えるのは、
愛知県になぜか多いといわれる富士山すべり台です。
まさか駿河の義元を暗示している?
…というのは考えすぎでしょうか。

富士山を間近に眺めながらお茶をいただくのもまた一興です。